論理演算の定義

論理代数(ブール代数)では0と1の二つの値について次の3種類の演算(計算と考えて良い)が定義されている.

1 論理積(AND)

\(0 \cdot 0 = 0\)
\(0 \cdot 1 = 0\)
\(1 \cdot 0 = 0\)
\(1 \cdot 1 = 1\)

演算を表す記号は「\(\cdot\)」が使れており,「アンド」と読みます.読み方は,例えば「イチ アンド イチ ハ(イコール) イチ」と読みあげます.演算が明に論理積と解る場合に限ってこの論理積の演算記号を書くことが省略できます.「積」という名称から演算規則は直ぐに覚えられると思います.特徴はどちらか一方が\(0\)の時の演算結果は\(0\)になり、両方とも\(1\)の時にだけ演算結果が\(1\)になります.

2  論理和(OR)

\( 0 + 0 = 0\)
\( 0 + 1 = 1\)
\(1 + 0 = 1\)
\(1 + 1 = 1\)

演算を表す記号は「\(+\)」で、「オア」と読みます.読み方は,例えば「イチ オア イチ ハ(イコール) イチ」と読みあげます.「和」という名称から演算規則は直ぐに覚えられると思います.特徴はどちらか一方が\(1\)の時の演算結果は\(1\)になり、両方とも\(0\)の時にだけ演算結果が\(0\)になります.

3 否定(NOT)

\(\bar{1} = 0\)
\(\bar{0} = 1\)

「ノット」と読んだり,「バー」と読んだりします.

論理演算における計算の順序(優先順位)は次のように決められている.否定,論理積,論理和の順です.また(と)で囲まれたものは否定,論理積,論理和の計算より優先順位が高くなります.

演習問題 次の論理演算を行いなさい

(1)\(1 \cdot 0 + 1\)

(2)\((1+0)\cdot 1+ 0\)

(3)\(\overline{\overline{0}}\)

略解}

(1) \(  1 \cdot 0 + 1 =0 + 1=1\)

 (1 \cdot 0 = 0 だから)

(2)\((1+0)\cdot 1+ 0= 1\cdot 1 + 0=1+0=1\)

(3)\( = \overline{\bar{0}} =0\)